しゃっくりが止まらない!病気の危険性と治し方

Pocket

「しゃっくりが100回続いたら。。。」なんて都市伝説がありますが、まさかしゃっくりごときで…と思っていませんか?

しゃっくりのせいで死ぬことはなくても、しゃっくりが止まらないのには病気の危険性があるかも…!

もし病気だったら治し方も知りたいですよね。

今回はしゃっくりが止まらない時に考えられる病気の危険性とその治し方をクローズアップしたいと思います。

【スポンサードリンク】

しゃっくりの原因は?

しゃっくりは肺のすぐ下にある横隔膜(おうかくまく)が何らかの原因で痙攣(けいれん)しておこります。

横隔膜が動くことで胸郭(きょうかく)が広がったり押し上げられたりして呼吸することができるので、痙攣すると短い周期で震え、しゃっくりのような異常呼吸を起こすのです。

1.横隔膜への刺激によるしゃっくり
暴飲暴食や香辛料・アルコールなどによる刺激、急に大声を出すことなどの刺激がきっかけで、横隔膜が痙攣して起こる

2.中枢性(ちゅうすうせい)しゃっくり
脳・脊髄(せきずい)など全身の神経に指令を出す役割を持つ神経である中枢神経、特に呼吸中枢への刺激が原因で起こる

3.末梢性(まっしょうせい)しゃっくり
中枢神経から伸びている末梢神経の中で、迷走神経(めいそうしんけい)や横隔膜を支配する横隔神経への刺激が原因で起こる

しゃっくりのほとんどは1の横隔膜への刺激が原因となる一過性のしゃっくりなので、長くても数時間で止まるならば病気の心配はないでしょう。

ただ、48時間以上続く場合「慢性しゃっくり(持続性吃逆・じぞくせいきつぎゃく)」、1ヶ月以上続く場合「難治性(なんじせい)しゃっくり」とされ、何らか病気の症状と考えられます。

横隔膜への刺激によるしゃっくりで考えられる病気

横隔膜への刺激が起こすしゃっくりは、一過性のものと病気が原因になっているものがあります。

横隔膜への刺激でしゃっくりを起こすことが考えられる病気としては胃や食道といった消化管の炎症や、がんなど消化管腫瘍、腎臓の病気があります。

一過性のものか病気が原因のものかは、早食い・大食い・刺激物・熱すぎるもの・冷たすぎるものなど一過性のしゃっくりが出やすい食べ方を控えてみて、それでも続くようなら病気の可能性があると考えればいいでしょう。

消化器系の疾患(しっかん)が考えられる場合は内科・消化器内科などにかかりましょう。

【スポンサードリンク】

中枢性しゃっくりで考えられる病気

脳や脊髄といった中枢神経の病気が原因でしゃっくりを起こす中枢性しゃっくりでは、脳腫瘍(のうしゅよう)・脳血管障害・脳梗塞(のうこうそく)・頸部腫瘍(けいぶしゅよう)などの病気の症状が考えられます。

またアルコール依存症で中枢神経に異常がある場合や、睡眠薬・抗がん剤・向精神薬など中枢神経に作用する薬の副作用でしゃっくりが出る場合もあります。

これらが原因のしゃっくりは、長く続きやすく、間隔も短いという特徴があります。

しゃっくりが度々出て、なかなか治まらない場合で、頭痛・吐き気・嘔吐・視力低下や頸部にコブができるなどの、脳や脊髄の病気の症状とみられる異変がある人は脳外科や神経科、神経外科など専門医に相談しましょう。

末梢性しゃっくり

末梢性しゃっくりは迷走神経や横隔神経への刺激が原因でおこるしゃっくりです。

原因として考えられる病気は、横隔神経へ刺激を与える肺炎、肺がん、胸膜炎(きょうまくえん)、気管支喘息(きかんしぜんそく)迷走神経を刺激する脳底部(のうていぶ)や頸部の炎症や腫瘍が考えられます。

迷走神経は、全身に張り巡らされ、呼吸や消化などをつかさどる重要な神経のため、その伝達異常でおこるしゃっくりは、先ほど挙げたもの以外にも様々な病気のサインとして現れるとされています。

これらのしゃっくりも長く続くことが多いので、ほかの症状に注意して病院へ行きましょう。

肺や呼吸に異常があれば呼吸器科へ、原因が分からないが48時間以上続く、1週間以上続く、頻繁にしゃっくりが出るといった場合はかかりつけの内科や総合病院の内科で診察を受けましょう。

ストレスによるしゃっくりとしゃっくりの投薬治療

長く続く、頻繁に起きるしゃっくりで病院に行き、これまで出てきた病気の検査をしても異常がなかった場合、原因と治療法はあるのでしょうか。

特に子供に多いのが「心因性(しんいんせい)しゃっくり」です。

子供に限った話ではありませんが、ストレスがしゃっくりの原因になることもあります。

この場合は、ストレスの原因から離れ、静養することで改善がみられることが多いということです。

また、中枢神経、末梢神経や消化器などに異常がないが頻発するしゃっくりがもとで睡眠障害や食欲不振になった場合、投薬治療をすることもあります。

使用されるのは中枢神経に作用する向精神薬クロルプロマジンや、けいれんやてんかんの治療薬クロムナゼパム、吐き気止めなどに使われる消化器官用薬トクロプラミドですが、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)など胃腸の不調に効果のある漢方を用いることもあります。

最後に

たかがしゃっくりとも言ってられないぐらい、怖い病気の可能性を持っていましたね。

数時間で治まるものはさほど心配なさそうですが、頻発する・長時間続くしゃっくりがある場合は、ほかの症状もないか注意して下さいね。

【スポンサードリンク】
サブコンテンツ

このページの先頭へ